Q&A

よくあるご質問

ご質問とその回答

泌尿器科は、どんな臓器の病気を診るのですか?男性が対象ですか?
泌尿器科は、尿を造り・排泄する腎臓と尿管→膀胱→尿道という経路(尿路)と、これに附属する男性生殖器・女性性器の一部の病気が対象ですので、男女共、幼小児から高齢者まで診察しています。各々に様々な病気があり一言では言えませんがゴミや下水が溜まると家が汚れ、街が荒廃するように、老廃物の溜まった血液から尿を造り・排泄する腎・尿路が故障すると致命的な状態に成りかねません。当院は、軽症のタンパク尿・慢性腎臓病から重症の慢性腎不全、それらに関連する糖尿病・高血圧・心臓病などを診る腎臓内科と他の腎・尿路・生殖器疾患を診る泌尿器科を併設しています。両科の専門医が協同で、多角的・総合的に腎・尿路疾患に対処しています。
泌尿器科受診は恥ずかしいのですが、どんな診察の仕方ですか?
泌尿器科の病気や診察のすべてが恥ずかしいものではありません。診察方法は病状によって様々ですが、私達は@問診とA尿検査を重視し、それにB血液検査C超音波検査などで大抵の腎・尿路疾患の見当をつけており、ためらわれる様な診察・治療は極力さけています。下着を脱ぐ様な膀胱や外陰部の診察は非常に少なく、それも必要不可欠の時には充分説明して納得された方のみを日を改めて検査しており、決して強要しません。勧められたら診てもらう方が得策です。
出来れば、女医さんに診て欲しいのですが。
女医受診にこだわる方は、初診時の「問診票」にその旨を記入して頂いています。とにかく、ためらわずに受診して正確な診療を受ける様お勧めします。
「性機能障害」と言われたのですが、どうしたら良いですか?バイアグラが有効ですか?
性機能障害とは、性についての種々の障害の総称で、例えば、男性では勃起障害(ED)、射精障害、性欲低下、性嫌悪症などが挙げられ、女性にも色々障害があります。その成因も身体的なものから心因的なものまで様々であり、且つ、複数の原因が交錯していることもあります。私達は、例えば勃起障害(ED)では「ED診療ガイドライン(性機能学会編)」に沿って診療していますし、性機能障害の症状によっては婦人科や心療内科などと連携しています。自己診断でバイアグラを使用する前に、まずはどんな障害かを専門医に診てもらうことです。
膀胱炎を繰り返すのですが、慢性化しているのでしょうか?
女性の膀胱炎の多くは大腸菌などの細菌感染によるもの(急性・単純性膀胱炎)で、数日の抗菌剤他の服薬で自覚症状が緩解しますが、膀胱・尿道粘膜が修復されるのはもう少し日数を要しますので、自覚症状が消えても完治しているかどうかを確かめてもらうのが賢明です。慢性膀胱炎は、膀胱・尿道粘膜に既に濾胞形成・苔状変性・ポリープ様変化などが固着していて、症状は急性ほど強くありませんが、頻尿や残尿感・不快感が続いたり、繰り返したりしてすっきりしない状態です。急性炎症の治療開始が遅い・治り切っていない場合は抗菌剤も有効ですが、病原菌が見当たらないことも多く、しばらく対症療法を要することがあります。
それ以上に膀胱刺激症状を執拗に繰り返す場合は、次の様な膀胱炎様症状に隠された様々な病態が考えられ、重病もありますので、是非、専門医の精査を受けてください。
  1. 病変が粘膜より深い層や血管に及んでいる(放射線性膀胱炎・間質性膀胱炎)
  2. 膀胱粘膜に既に慢性変化が固着している(慢性膀胱炎)
  3. 上部尿路・前立腺・隣接臓器などに主病変があって、膀胱炎は合併症に過ぎない、又は膀胱炎を増悪させている(複雑性膀胱炎)
  4. 脳梗塞、パ−キンソン症候群、脊椎・脊髄疾患・損傷などの中枢神経系疾患、子宮癌や直腸癌術後の末梢神経損傷で膀胱が麻痺したり、反対に過敏になっている(神経因性膀胱・過活動膀胱)、これらのうちには診断・治療に手間取るものもありますので、専門医を受診するようお勧めします。
血尿(尿潜血反応陽性)、蛋白尿、尿糖とは?
血液、タンパク質、糖分は正常では尿中に含まれませんが、これらが尿に混ざっている状態をそれぞれ血尿(尿潜血反応陽性)・蛋白尿・糖尿といいます。通常、体に大切な血液、タンパク質、糖分が漏れて不足するのが問題ではなく、血尿・蛋白尿・糖尿は「腎臓から尿の出口までのどこかに何らかの故障があるのでは?」という簡便ながら重要なサインです。このサインをきっかけに腎・尿路や他臓器の故障の有無を精査してもらうことが重要で、このサインに「他に痛みなどの自覚症状がないから」と放置して重症化する例が多々あります。精査結果が出るまでは是非専門医にかかってください。
旅行で近くに泊まるので、臨時の透析をお願いしたいのですが。
ご連絡をいただければ、現在通院されている病院と連絡を取り合い、透析条件を確認に上、ご希望の日程で透析を行えるように調整いたします。